01
外注・内製・ハイブリッドを、業務ごとに決める
会社全体で一つの答えを出すのではなく、頻度と専門性、確認体制で分けます。
外注を残す
頻度が低い、専門性が高い、または社内の確認体制を整えにくい業務。
一部を分ける
簡単な案件や下準備は内製し、専門判断や最終確認は外部へ戻す。
内製を試す
頻度が高く、手順を標準化でき、確認者と停止条件を置ける業務。
| 判断軸 | 確認する問い |
|---|---|
| 頻度 | 毎月・毎案件で繰り返す作業か |
| 専門性 | 専門家の判断や法規確認が必要か |
| 体制 | 出力を確認し、止める担当者を置けるか |
| データ | 社内資料や案件情報を、どこまで扱えるか |
AIは判断材料を整える補助です。設計意図、法規、納まり、施主との合意、最終責任を外注先やAIの出力だけで確定しない運用を先に決めます。
03
90日は、三つの月で判断材料をつくる
全社を一度に変えず、棚卸し、共有、ひとつの業務の試行という順で進めます。
業務を洗い出し、任せる範囲、使う資料、確認方法を一つ決める。
担当者だけでなく、同じ確認手順をチームへ伝え、試行条件を揃える。
基幹フローの一部を試し、出力、手戻り、人の判断を記録する。
| 時期 | 残すもの | 次へ進む条件 |
|---|---|---|
| 1か月目 | 業務棚卸し・標準案 | 対象業務と確認者が決まっている |
| 2か月目 | 共有資料・試行条件 | チームが同じ手順で確認できる |
| 3か月目 | 試行記録・手戻り | 人の判断を含む次の改善点が見える |
04
最初の一歩は、現在地と確認者から決める
ツールを契約する前に、どの業務を誰が確認できるかを棚卸しします。

小さく始める
調査・整理・比較・下書きなど、結果を比べやすい業務を一つ選ぶ。
人が確定する
AIの出力を照合し、設計判断・法規・仕様・施主との合意を正式資料へ戻す。
自社の現在地から、90日の最初の一歩を決める。
診断結果と業務の棚卸しをもとに、外注・内製・ハイブリッドの進め方を整理します。
FAQ
よくある質問
設計事務所のAI導入は、外注と内製のどちらがよいですか?
一律には決まりません。頻度、専門性、社内で確認できる人、データの扱い、納期への影響を比べ、外注・内製・ハイブリッドを業務ごとに選びます。設計判断と最終責任は人が担います。
AI導入を90日で完了できますか?
90日は全社導入を完了させる期限ではなく、棚卸しから一つの業務を試し、次の判断材料をつくる目安です。業務の範囲、データ、確認体制によって必要な期間は変わります。
最初に選ぶ業務は何ですか?
調査・整理・比較・下書きなど、結果を比べやすく、確認者を決めやすい業務から始めます。図面や法規、施主との合意をAIだけで確定する業務から始めません。