01
建築AIが指すもの
建築AIは、企画から引渡しまでの情報処理を補助する使い方の総称です。
- 01
企画・要件定義
- AI
- 要望・制約・未決事項を整理
- 判断
- 目的・予算・責任範囲を合意
- 02
調査・基本計画
- AI
- 敷地・法規・事業条件を比較
- 判断
- 成立条件と調査範囲を決定
- 03
基本設計・合意形成
- AI
- 案の比較資料と説明草案を作成
- 判断
- 設計意図と優先順位を合意
- 04
実施設計・申請/発注
- AI
- 図面・仕様・見積差分を整理
- 判断
- 法規・数量・発注条件を確定
- 05
施工・設計監理
- AI
- 質疑・写真・変更履歴を整理
- 判断
- 安全・品質・変更を判断
- 06
引渡し・運用
- AI
- 検査記録と運用資料を整理
- 判断
- 引渡し内容と正式記録を承認
02
建築AIでできること6つの実務で見る
六つの仕事を、AIと人の分担で比べます。
| 業務 | AIに任せる | 人が判断する |
|---|---|---|
| 01調査 | 指定した資料から論点、出典候補、確認が必要な箇所を整理する。 | 参照元を開き、条件と更新日を確かめて採用を決める。 |
| 02提案 | 要望と制約を材料に、構成案や説明文のたたき台を複数出す。 | 設計意図と敷地条件を重ね、提案として成立するか決める。 |
| 03議事録 | 録音やメモから、決定事項、保留事項、担当を含む草案をつくる。 | 聞き違いと決定の強さを確かめ、関係者へ出す文面に直す。 |
| 04図面確認 | 図面から読み取れる情報を、決めたチェック項目の順に並べる。 | 図面間の整合、納まり、設計判断を確認し、修正を指示する。 |
| 05見積 | 過去資料や仕様を、比較しやすい表と確認項目へ整える。 | 数量、単価、除外条件、契約に関わる数値を確定する。 |
| 06現場 | 写真や報告を分類し、共有文と日報の下書きをつくる。 | 現地の状態と安全を確認し、優先順位と施工上の指示を決める。 |
03
AIに渡すか4つの質問で決める
YESなら次へ。NOが出たら、その時点で人が整えます。
- 01YES次の質問へ
入力に使う資料を特定できるか
NO → 人が整える特定できないなら、まず人が資料と範囲を決める。
- 02YES次の質問へ
出力の正しさをあとから検証できるか
NO → 人が整える検証できない出力は、正式な判断材料にしない。
- 03YES次の質問へ
返してほしい形式を決められるか
NO → 人が整える決められないなら、先に人が評価軸と完成条件を決める。
- 04YESAIへ渡す
確定判断を含まないか
- 法規
- 安全
- 数量
- 金額
- 契約
- 設計意図
- 対外合意
NO → 人が整える一つでも含むなら、AIは材料整理まで。
04
小さく始める順序
一つの反復作業で一巡させます。
- 01
絞る
仕事を一つに絞る
- 毎週
- 案件ごと
反復する作業から選ぶ。
- 02
決める
任せる範囲を一文にする
- 入力資料
- 出力形式
- 確認者
渡す前に境界を決める。
- 03
試す
一案件で試す
- 所要時間
- 修正箇所
- 失敗
従来手順と比べて記録する。
- 04
続ける
続ける条件を決める
- 速さ
- 確認性
- 再現性
標準化するか止める。
05
Archi-Prismaで確認している範囲
提供中と案内している自社ツールのみ。確認日:2026年9月1日。
提供中
AI Commander
Archicad操作設計作業を自動化
提供中
COMPASS
工程管理予定と進捗を追跡
提供中
KAKOME
現場共有写真に指示を重ねる
FAQ
建築AIのよくある質問
建築AIとは何ですか?
建築AIとは、設計・施工・管理の各工程で発生する調査や整理、比較、下書きといった情報処理を、生成AIや自動化で補助する使い方の総称です。建物を自動で設計する特定の製品を指す言葉ではありません。
建築AIで設計を自動化できますか?
定型の確認や資料整理、比較案の作成は自動化しやすい一方、設計意図、法規、安全、数量、金額、関係者との合意は人が確認して決定します。AIの出力だけで図面や設計を確定する使い方は想定していません。
建築AIは何から始めればよいですか?
毎週または案件ごとに繰り返す作業を一つ選び、AIへ渡す資料、返してほしい形式、人が確認する箇所を決めます。まず一案件で従来手順と比較し、所要時間、修正箇所、再現性を記録したうえで、対象業務を広げます。
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